子ども達に考える大切さを教えるトピックス

投稿:2026年5月30日

田丸雅智氏(以下、田丸):迷っている子に対して「こうしたらいいじゃん」「こっちのほうがいいよ」という感じで、周りが“一択の答え”を与えすぎるようなケースですね。そうなると、どうなるか。

結局、答えを自分の中に探さなくなるんです。

 自分で決めるんじゃなくて、相手に正解を求めるようになってしまう。

 子どもが自分で書いたあとに、「これでいいですか?」と聞いてくる。

 それが最終確認の意味ならいいんですけど、そうじゃなくて、「あなたの“正解”を教えてください」になってしまっている感じです。

 正解なんて、本来はないのに。

 僕はそれがすごく怖い。思考停止につながったり、自分を見失ったりするからです。

 だから、そうならないように「あなたはどう思う?」を大事にしたい。

 迷っていたらサポートもしますし、選択肢もたくさん出させてもらいます。

ただし提示の仕方は、一択の「これが正解」ではなく、選択肢を並べたうえで「他でもいいよ」という形にすることを大切にしています。

――『小学生でもできる言語化』では、「言語化できるようになってこそ、言語化しない手段もある」という話も登場しますよね。ただただ言語化するよりは、「自分の頭で考えて言葉にする」というプロセスを鍛えることが大事なのかもしれませんね。そして、自分の頭で考えるチャンスを与えることが、子どもの可能性を広げることにもつながる気がしました!(本記事は、田丸雅智著【小学生でもできる言語化】の著者インタビューです。)

★注意→学習指導では、解き方・やり方を教えるパターン暗記も同じですね。意味を理解していなくても、暗記だけで小学校のテストの点数は取れます。意味を理解することが大切ですね!